阿波踊りと聞くと、徳島県を連想する人が多いでしょう。
実は、淡路島にも阿波踊りは伝わっているのです。
その理由は、明治3年まで淡路島が徳島藩の領地だったからです。そのため、文化や食べ物は徳島県の影響を色濃く受けてきました。
阿波踊りも、人々は自然に身につけて踊っていったのです。
ですが、庚午事変により淡路島は兵庫県へ帰属する事になりました。
本来なら、淡路島と阿波踊りにはなんの接点もなくなっているはずなのですが、その文化はしっかりと残ったのです。当時の人々は、阿波踊りを踊りながらかつての日々に想いを馳せていたのかもしれません。
阿波踊りも、淡路島独自のスタイルが次第に取り入れられ進化を遂げました。
夏に行われる洲本市の祭りでは、多くの人が阿波踊りを踊ります。そこでは、奴踊りや女奴踊りに多くの男女が熱狂します。
賑やかで勢いがある踊りのなかには、長きに渡る歴史が詰まっています。
夏に淡路島を訪れた際には、淡路島の食事プラン付き貸別荘への宿泊で癒しのひとときと、陽気で華やかな阿波踊りを体感し歴史を肌で感じてみるのも楽しいです。